食欲が落ちやすい夏は、さっぱりした麺類だけやあっさりしたサラダだけで食事を済ませがち。
そうした食事が夏バテの原因だと知られるようになりましたが、一体何が悪いのでしょうか？

人間の体は、血液によってエネルギーの源である糖質や脂質を体の隅々まで運んでいます。
夏バテ時の偏った食事を続けると、血液の量が減少し体に十分なエネルギーを満たすことができなくなってしまいます。
エネルギー不足は、「疲れた…」「元気が出ない…」などの夏バテ時の不調を感じることに。
そのため、夏バテ対策には〝エネルギーを円滑につくること〟〝エネルギーを運んでくれる血液をつくり出すこと〟がとても大切なのです。

ビタミンB群は、その両者を満たす夏に必須の栄養素。
豚肉を筆頭とする肉類や、穀類や豆類、レバーなどによく含まれています。

ビタミンB群が不足すると、食事の糖質や脂質を上手にエネルギーにできなくなるため、夏太りを引き起こすことにも。
夏バテしないことと、夏太りをしないことは同じ栄養素で予防することができるのです。
暑い時期こそ、豚肉を上手に摂ってバテない＆太らない体づくりを意識しましょう♪