タイ料理の代表としても知られるトムヤムクン。
タイ中央部のメナム川や運河沿いで暮らす人々が、豊富に採れる川えびを使って作った家庭のスープが発祥という説もあります。
クンがえびという意味ですので、トムヤムクンにとってえびは欠かせない食材です。
ちなみに、えび以外の食材で鶏肉を使えば『トムヤムガイ』、魚なら『トムヤムプラー』、いかなら『トムヤムプラームック』となります。
酸っぱ辛いスープに、魚介やお肉などたっぷりの出汁が出る食材を加えたものがこのスープの基本です。

今回のレシピではレモングラスを取り除きましたが、レストランや本場では入ったまま提供されることも。
初めてトムヤムクンを食べる際には、食べるべきか少し迷ってしまいますね。
レモングラス以外にもこぶみかんの葉なども入っていますが、これらは残してOKです。

また、日本ではスープだけですくって飲むことが多いですが、実は本場タイではご飯の上にスープをかけて食べることもあるようです。
トムヤムクンの辛さや酸っぱさにむせて食べづらい方は一度試してみると良いかもしれませんね♪