smileLIFE
セラピスト・安井 笑美の心のエステルーム
第3回
五行も人も 支え補い合う
2023.6.29


心と細胞のセラピスト 安井 笑美
心と細胞に直接届く色と光のセラピー『カラーパンクチャー』などを施術する女性専用サロン「セッションルーム・LUNA(ルナ)」を東京にて開設。企業から個人まで、幅広い視点でのカウンセリングを行う。日本各地での出張カウンセリングも。カラーパンクチャー国際プラクティショナー/NPFナチュラルパワーフード(重ね煮)協会代表/パワーストーンコーディネーター/マヤ暦リーディング愛好家/子宮インナービューティーセラピー セラピスト など
http://luna104.net/
五行の5つの元素
それぞれの役割とその関係性
陰陽五行は、『陰陽』での見方と、5つの元素に当てはめて見ていく『五行』とが存在しています。
これまでの2回のWEBコラム
(第1回・万物に存在する「陰」と「陽」、第2回・身近にある陰陽五行)では、陰陽と五行のそれぞれをタイプ別に見ていただきました。
皆さんはどのタイプに当てはまりましたか?
プチアドバイスとして、陰陽の『陰』タイプの方は冷えやすいのでむくみに注意、『陽』タイプの方はエネルギーを発散しやすく休息が大事ですので、気をつけてください。
五行では、それぞれの元素ごとに季節や感情、それに関係の深い内臓や感覚器、おすすめ食材やNG食材などが細かく分類されています。
大まかな内容はエミネットからお届けする情報誌『エミ通信』のコラムでお話していますが、細かなカテゴリー別のお話については、このWEBコラムで毎回少しずつお伝えしていきますね。
なお、エミ通信では、季節に合わせて【春=木】【夏=火】【秋=金】【冬=水】の4つの元素について抜粋してお話していますが、五行にはもうひとつ『土(ど)』という元素があります。
『土』は年に4回あり、それぞれの季節が移り変わる間の『土用』にあたります。
『土』のタイプの方は、季節の変わり目に症状が出やすいです。
今回は五行の5つの元素がどのような関係性をもっているかをご説明しながら、その役割を見ていきます。



五行それぞれの元素の関係は上図のように円になります。
5つの元素は、それぞれのタイプによって相性があり、影響し合いながらパワーを増減する関係をもちます。
互いに生かし合う関係(緑の矢印)を『相生(そうじょう)関係』と言い、互いが対立する関係(黒の矢印)を『相克(そうこく)関係』と言います。
陰陽の『陰』と『陽』の関係が、どちらかが良く、どちらかが悪いというのではないように、五行の5つの元素にも優劣はなく、それぞれがなくてはならない存在です。
人との関わりも、この五行の関係図を使うとそれぞれの役割が見えてきます。
家庭や職場などでもそれぞれに役目があるのがわかりますね。
何十年も続いているような人気ドラマやアニメ番組などには、この五行のバランスが表れています。
『木』=怒りん坊、『火』=冗舌でいつも笑ってる、『土』=心配性、『金』=寂しがりや、『水』=いつもビクビク恐がりさん…というように、5つの気質が必ず配役として登場しています。
視聴者側も、それぞれの気質の人がそのドラマを見ているので、多くの人が「そうそう!」「わかる〜」と共感できるからこそ人気なのです。
次回はカテゴリー別に五行のお話をしていきますね。
知るほどに、だんだん自分の気質などがわかってくると思います。

