smileLIFE
セラピスト・安井 笑美の心のエステルーム
第5回
五行で知る感情と臓器の関わり
2023.8.25


心と細胞のセラピスト 安井 笑美
心と細胞に直接届く色と光のセラピー『カラーパンクチャー』などを施術する女性専用サロン「セッションルーム・LUNA(ルナ)」を東京にて開設。企業から個人まで、幅広い視点でのカウンセリングを行う。日本各地での出張カウンセリングも。カラーパンクチャー国際プラクティショナー/NPFナチュラルパワーフード(重ね煮)協会代表/パワーストーンコーディネーター/マヤ暦リーディング愛好家/子宮インナービューティーセラピー セラピスト など
http://luna104.net/
臓器は感情をもっている
これまでのコラムで、皆さん何となくでも『陰陽五行』の意味合いがわかるようになってきたでしょうか?少しずつ紐解きながら進めて行きますので、「自分に関係する五行には、どんな特性があるのだろう?」と、興味をもって読んでいただけると嬉しいです。
今月は「臓器は感情をもっている」がテーマです。
なになに?臓器に感情があるって??…と、嘘のようなお話ですが、感情(心の状態)と臓器(体の機能)は密接に結びついているのです。
私は、40歳まで教職に就いていたのですが、子供の頃から医療や臨床にとても興味がありました。
家庭環境もあり、自分の望む道へストレートに進むことはできなかったのですが、自立してからドイツのカラーセラピー『カラーパンクチャー』を学んだことがきっかけとなり、自分の希望を叶えることができました。
最初は『セラピー(療法)』という響きへの興味本位で学び始めたのですが、学べば学ぶほどに、「これなら医療だけに頼るのではなく、自然治癒をサポートして良い方向へ促すことができ、きっと何かの役に立てるだろう」と思ったのです。
その要となる気づきを得ることができたのが、カラーパンクチャー講座の核となる『陰陽五行説』でした。
当時は、私自身、身体に様々な症状を抱えていたのですが、その頃は『ストレス』とか『癒し』などという概念も無く、「きっと疲れているからだ」「自分が与えられた仕事に適応できていないからだ」と自己否定ばかり。
しかし、五行について学ぶにつれて、原因が見つからなかった自分の症状が「怒りや憤りを我慢していたことからきていたのだ」「不安や心配をたくさん抱え込んでいたからだ」と知り、傷ついていた自分に気づくことができたのです。
「自分を知る」ことで、誰も認めてくれないと思いながらがむしゃらに仕事をしていた自分に、「頑張って生きてきたんだね」と、心から自ら労うことができ、自己肯定することもできました。
これはとっても大切なことなのです。

感情の5つのキーワード
感情と臓器の関係も五行に基づく5つのタイプ(元素)で分けることができます。五行に基づいて考える感情と臓器の関わりについてご紹介します。






五行説を活かして考えることで、見えなかったことや理解できていなかったことが少しずつわかるようになり、この先のものの見方や考え方にも影響してくると感じます。
私は、自分の望む道へストレートに進むことができず、一見遠回りをしたかのようでもありましたが、様々な葛藤があったからこそ、今、このコラムを書かせていただけることにつながりました。
次号は、五行のタイプ別に『体の感覚器』に焦点をあててお届けいたします。
参考文献:
体と心が元気になる! 五行UKIUKIシート
画像素材:PIXTA