smileLIFE
フローラルスタイリストYokoの
花でたどる季節の楽しみ
クリスマスを彩る
おしゃれなスワッグ作り
2023.11.10

Yoko
サロン『atelierjuno』を主宰するフローラルスタイリスト。多方面にわたった花の仕事で活躍中。〝季節のお花とお茶の時間〟をテーマにしたInstagramでは、国内外に多くのファンをもつ。
https://miroom.in/rooms/181
https://www.instagram.com/atelierjuno/

亀尾育子 2児の子育てに奮闘するエミネット社員。年を重ねるごとにお花や植物を育てることに興味が出てきているが、ガーデニングは初心者。花のある暮らしに憧れる。


植物を束ねて作る『スワッグ』で
簡単におしゃれを演出
皆さんこんにちは♪
街のイルミネーションが灯り始めると、クリスマスまでもうすぐですね。!
今年のクリスマスは、自分で作った飾りを準備して楽しんでみませんか?
今回はクリスマスシーズンにぴったりの『スワッグ』をレッスンしていきたいと思います!
早速ですが、亀尾さんはスワッグという言葉を聞いたことがありますか?

知っています!
植物を逆さまに飾っているものですよね。
おしゃれなお店にあったり、SNSで素敵な暮らしをされている方の投稿で見たことがあります。

そのとおりです!
スワッグというと、なんだろう?と思う方も、見ると知っている方もいるのではないでしょうか?
簡単に説明すると、花束を逆さまにしたような形で、植物を束ねて作っています。
ドライフラワーに適した植物であれば1年中作ることができますが、秋冬の乾燥している空気はより一層、綺麗に植物を乾燥させてくれます。
束ねるだけなので、前回のリース作りよりも手軽にできますよ。
今回は、ネイティブフラワーと言われる、南半球が原産地の植物たちを使ってクリスマスにぴったりのスワッグを作っていきたいと思います!
ネイティブフラワーの魅力は際立つ存在感、これに尽きます。
独特のフォルム、テクスチャーがあり、咲き進んだ状態で束ねるとそのまま綺麗にドライになりますよ。
今回はこちらの植物を使って作りましょう!
緑・赤・白のクリスマスカラーの材料です。
・ウーリーブッシュ
・レッドブルニア
・セルリア
・スパニッシュモス

ウーリーブッシュは触るととてもふわふわとやわらかく、白っぽいグリーンが魅力です。
レッドブルニアは、赤の色がドライになっても綺麗に残ります。
セルリアも独特の花の形が魅力的で、咲かせた後にドライ化させれば、ほぼそのままの雰囲気を保つことができます。
スパニッシュモスはもしかすると、インテリア雑貨店などで見かけたことのある方もいらっしゃるのでは?
エアプランツとしても販売されているので、目にする機会が増えてきました。
不思議な植物ですが、少し使うとアクセントになってとてもおしゃれでこなれた雰囲気になりますよ。

わ〜♡ どれも個性的でおしゃれ!
とても私の好みの植物たちです!
ウーリーブッシュは松のような見た目でチクチクすると思いましたが、触るとやわらかくて気持ち良いですね。
緑・赤・白が揃うと、これだけでもクリスマスっぽさが出てワクワクしちゃいます♪


それではまずは、植物を束ねる前の準備をしていきます。
花束と同じように手で押さえながら組んでいきます。
まずは、茎が自分の体側になるようにして真っ直ぐに、種類別に並べてみましょう。
並べてみると茎が曲がっていたり、長さやボリューム感が違ったり、そういった1本1本の個性がよく分かりますね。
これらを花束を束ねるようにして、まとめ上げていきます。
形はお好みですので、細く長くスリムな形にするのも良し、短めでボリュームを出すのも良し、ですが、初めて作るときは、先端が一番長くなり、束ねる部分に近づくにつれ徐々に短くなるような、イメージとしてはツリーの形を目指すと作りやすいです。
それでは、自分の体側に茎がくるように並べてみてください。

並べてみると、長さや形が様々ですね。


そうなんです。
それぞれに個性がありますので、その時選んだ材料が一番美しく見えるように考えて組みましょうね。
まずはグリーンで土台を作りたいので、ウーリーブッシュからです。
一番長い形の良さそうな枝をまずひとつ選びましょう。
それに沿うような形で、右、左、とウーリーブッシュを足していきますよ。
亀尾さん、やってみましょう。


こんな感じでしょうか?
真ん中の先端が長くなるように置いてみましたが、バランスが難しいです!
ボリュームがあって片手で持つとずっしりしますね。


上手にできましたね。
形が決まったら、持ち手にある葉っぱを取り除きます。
手で握るエリアに葉っぱや分かれた茎のようなものがあるとやりずらいので、いらない葉っぱを落として組みやすいようスッキリさせましょう。
片手で持ちながら作業しにくい場合は、輪ゴムで束ねてから行ってもOKです♪
いらない葉っぱがなくなったら、茎の長さを揃えて切ります。
きっちり揃えてまっすぐ切っても良いし、ナチュラルな感じで、ある程度長さを合わせる揃え方でも良いです。
お好みのイメージで♡
茎の長さは10cmくらい残しておくと、最後にワイヤーで固定しやすいですよ。

ウーリーブッシュの葉っぱは、あまり力を入れなくても取れました!
短い茎に合わせて、ナチュラルな雰囲気になるように茎を切ってみましたが、どうでしょうか?


良いですね!!
そうしましたら、次にレッドブルニアを乗せていきましょう。
ウーリーブッシュで土台ができているので、形はすでに決まっています。
ですので、レッドブルニアはオーナメントのようなつもりで、同じような場所に集まらないよう、右、左とジグザグに、バランス良く全体に散らばるように入れていきましょう。
その時、小さめなものは先端に、大きめのものは一番目立つ中央寄りに入れるなど工夫していきましょう。


ジグザクになるように置いてみました。
この時も茎を体側に向けておくと、作業がしやすいですね。


良いバランスですね!!
レッドブルニアの葉っぱも持ち手のエリアにあるものは取っておきましょう。
茎も切り揃えておいてくださいね。
次にセルリアを入れます。
レッドブルニアとレッドブルニアの間に空間がありますよね?
そのあたりにバランス良くセルリアを入れてみましょう。


レッドブルニアの間に置くことを意識して…とっても可愛くなってきました!


とても良いバランスです!
そうしましたら、今一度自分でよく見てみて、本当にこの配置で良いかの確認をします。
固定する前ならいくらでも直せますからね。
OKでしたら、ワイヤーで根本をきっちりとまとめ上げていきます。
その時についでにフックも作っておくと、後ですぐ飾ることができますね。
ワイヤーは50cmくらい切っておいて、端を20cm残しぐるぐるとしっかり持ち手の部分を巻きます。
4周巻いたら端と端をまとめてねじって、フック用の輪っかを作ってさらにねじります。
前回、リースを作った時と同じですね。
グルーガンをお持ちの方は、ワイヤーの先が出ないようにグルーガンで保護しておくと安全です。
ワイヤーの代わりに、細めの麻ひもで固定しても良いですよ。
それでは亀尾さんもやってみましょう。

逆さまにするとかなりスワッグっぽいです!
バランスを確認したら、ワイヤーで固定ですね。
しっかりと固定しました!


とてもオシャレで素敵なスワッグができましたね!
そうしましたら、仕上げにアクセサリー的にスパニッシュモスを少しずつ散らすように植物の間に挟み込んでみましょう!
スワッグ本体がしっかりと固定されているので、挟み込むだけで止まります。
そして最後に、ワイヤーが見えないようにお好みのリボンや麻の紐などを巻いて、持ち手のところをおめかしさせたら作品の完成です。

スパニッシュモスは隙間に指でキュッと押し込むだけで固定されますね!
ふわふわしたアクセントで、よりおしゃれになりました。
リボンの種類や色を変えて楽しむのも良さそうですね♪


できあがりましたね! とっても素敵です!
今回は、グリーンにウーリーブッシュを使いましたが、これからのクリスマスシーズンになると、お花屋さんでモミやヒバ、杉などいろいろな種類の常緑樹が売られますのでそれらを使っても良いですね。
亀尾さんのおうちにあるユーカリも使えますし、もしおうちにコニファーがある方はちょっとカットして使ってみるのも良いと思います。
今回は飾り的要素でレッドブルニアやセルリアを使っていますが、赤い実ですとサンキライ、白でしたらコットン(綿の実)やナンキンハゼも可愛いです。
近くに公園や森林があれば、松ぼっくりやプラタナス、モミジバフウなど、飾りにぴったりの素材を見つけられるかもしれません!
街路樹や緑道など、よく見ると宝物?! だらけなので、お散歩する時やお出かけした時、ちょっとした自然観察をしてみると楽しい発見がありますよ。

子どもたちと公園に行くので、一緒に素材集めをしてみようと思います!
自分で拾った素材でスワッグを作るのは、思い出にもなって良いですね♪
みんなで楽しめそうです。

スワッグはどんな素材でも応用がききますし、慣れてしまうと小さなサイズでしたらすぐ作ることができます。
お庭に適した植物がある方は、剪定の時に出た枝で作ることも可能です!
ぜひぜひこの冬、スワッグ作りに挑戦してみてくださいね。
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