smileLIFE
セラピスト・安井 笑美の心のエステルーム
第8回
心身を健やかにする食と五行
2023.11.24


心と細胞のセラピスト 安井 笑美
心と細胞に直接届く色と光のセラピー『カラーパンクチャー』などを施術する女性専用サロン「セッションルーム・LUNA(ルナ)」を東京にて開設。企業から個人まで、幅広い視点でのカウンセリングを行う。日本各地での出張カウンセリングも。カラーパンクチャー国際プラクティショナー/NPFナチュラルパワーフード(重ね煮)協会代表/パワーストーンコーディネーター/マヤ暦リーディング愛好家/子宮インナービューティーセラピー セラピスト など
http://luna104.net/
5つのタイプで異なる食材との相性
これまでのコラムでは、自然界に存在するあらゆるものが5つのタイプ(木・火・土・金・水の元素)に分けられる『五行』に基づく考え方によって、人もそれぞれのタイプで分けられ、体質や感情などに特徴があるということをお伝えしてきました。
それぞれ体質が異なり、感情に違いがあるということは、味覚もそれぞれで特異性があるということになります。
また、食材も五行によって『五味/酸味、苦味、甘味、辛味、塩味(鹹味・かんみ)』に分けられ、それぞれのタイプと相互関係があります。
下の図では、五行に基づく5つのタイプ別に、身体を元気にしてくれる『取り入れたい食べ物』と、弱めてしまうとされる『気をつけたい食べ物』をご紹介します。
なお、五行では5つのタイプ別に『五色』で表しますが、その色は食材の色にも関係しています。
(※ご自身があてはまる五行タイプについては第2回コラム『五行チェックシート』をご参照ください)











ご自身のタイプのところを読むと、案外食べてはいけないものを常食していたり、食べた方が良いものを避けていることがあるかもしれません。
しかし、食にはすべて意味があります。
気をつけたい食材を絶対食べてはいけないと思い込む必要はありません。
基本は『常食を避けること』。
特に体が弱っている時はできるだけ避けるようにしましょう。
また、味も、食材に本来備わっている味が大事ですので、化学的な調味料や添加物で味付けされたものはNGです。

若いうちは、好きな食べ物でお腹をいっぱいにして、心身が満たされればそれで良いと思いがちです。
しかし、年を重ねていくほどに、目に見えない体内でバランスが崩れ、臓器に負担が生じて、体とともに心まで弱っていくことにもなりかねません。
食は、ただ満足感を得ればいいのではなく、ともに歩んでいく大切な身体と臓器を『修復・休憩・強める』目的があるということをしっかり理解していただくことで、心身を守り、強くすることができると私は考えます。
次回はご自身をサポートするための生活の仕方などに触れていきたいと思います。
参考文献:
体と心が元気になる! 五行UKIUKIシート
画像素材:PIXTA