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キレイの近道

髪悩み、深刻化させないために
考えるべきこと

2024.1.19

頭皮を労り抜け毛・薄毛を防ごう!

冷えとともに過酷さが際立つ冬の超乾燥。顔肌や体への潤いケアが欠かせません。
しかし、つい見落としがちなのが「頭皮」のケアです。
頭皮は、髪が育つ土壌となる場所です。
頭皮へのケアを怠ると、薄毛や抜け毛など深刻な髪悩みにつながりかねません。
いつまでも髪のおしゃれを楽しむために、頭皮ケアを見直して、髪の未来を変えていきましょう!

心がけたい髪を育む生活習慣 
〜髪の未来は頭皮から〜

冬は普段以上にケアしていても、エアコンなどでカラカラに乾燥した空気が、追い打ちをかけるように容赦なく潤いを奪っていきます。
肌の乾燥にはもちろんしっかり対策を施して気を遣われていることと思いますが、同じように気がかりなのが髪の乾燥です。
髪がパサついて、ツヤやハリがなくなってきたり、思ったようにヘアスタイルが決まらなくて、鏡を見ながらウンザリ…ということもあるのではないでしょうか。
そんな髪の毛の乾燥防止や潤い補給には、ヘアオイルなどのスタイリング剤が欠かせませんね。

しかし、髪の毛ばかりに囚われていたら、大きな落とし穴が隠れているので要注意です!

冬の過酷な超乾燥や厳しい冷えは、顔肌だけでなく、頭皮にも悪影響を及ぼし、その結果として髪に深刻なダメージを与えます。
髪の毛に悩みを持つと、ヘアケアばかりに気を取られてしまいがちですが、実はもっとも大切なことは髪の土台となる「頭皮」のケアです。

若いときには髪にハリがあり、黒々として量もたっぷりあったのに、いつの間にか毛が細くなって、生え際や分け目は薄くなり、毛量の減りが不安でしょうがない…という悩みを抱えた方も少なくはないでしょう。
薄毛というと、若い頃は男性の悩みと思ってきましたが、実は加齢とともに女性にとっても一番の難題となり得る悩みです。

加齢とともに肌が衰えていくのと同時に、髪を育む頭皮でも老化は進んでいきます。
頭皮の力が弱まると、毛根に栄養が行き渡らなくなり、髪は痩せていきます。髪の毛が生まれて育ち、抜けてはまた生え替わっていくヘアサイクルも正常に行われなくなることで、薄毛も進行していくことに。
50代・60代では働く女性の約4分の1が薄毛に悩まされているという調査もあります。
髪の土台である頭皮のケアは絶対におろそかにできない重要課題です。
まずは下記の項目に思い当たることがないか、チェックしてみましょう。

NG習慣チェックシート 生活習慣編

代謝調節に重要な成長ホルモンは睡眠中に分泌され、髪の発育にもつながります。睡眠中に細胞の新陳代謝は促されます。質の良い十分な睡眠をとることは、美容健康のために必須です。

栄養不足は発毛・育毛を停滞させます。健康な髪を生成するにはバランスがとれた食事が大切です。良質なたんぱく質や、亜鉛・鉄分・ビタミンを多く摂取できる食品(レバー・うなぎ・卵・大豆など)はおすすめです。

食事を減らしたり、食べなかったりする極端なダイエットによる栄養不足は育毛・発毛の働きを停滞させ、抜け毛の大きな原因にもなります。

ストレスで自律神経の働きが崩れたりホルモンバランスが乱れることによって、毛髪の成長が滞り、抜け毛も増えてしまいます。適度に運動したり、リラックスできる時間を持つなどして、過度なストレスを溜めないようにしましょう。

タバコに含まれるニコチンが血管を収縮させ、血行を停滞させます。栄養や酸素が行き渡らず、髪の成長も阻害されます。

過度にアルコールを摂取すると、血管が収縮し、血流が悪化。髪の成長に必要な栄養が毛根まで運ばれにくくなります。

洗髪編

髪の毛が濡れた状態で長くいると、頭皮に菌が繁殖してフケや炎症を生じたり、頭皮が冷えて血流が悪くなるなど、頭皮環境の悪化を招きます。また、濡れた状態の髪はキューティクルが剥がれやすく、髪が傷む原因にもなります。

汗やホコリ、脂やスタイリング剤がついたまま就寝すると、毛穴が詰まり、頭皮環境に大きな負担を与えます。

頭皮や髪の汚れを落とすための洗浄成分は、洗浄力の強さによっては頭皮への刺激となる可能性があります。目的によって様々なシャンプー剤がありますが、洗浄成分にはアミノ酸系などの頭皮や髪にやさしいものを選び、配合成分も頭皮から髪の健康に配慮されたものを選ぶようにしましょう。

上記のチェック項目内容は、すべて頭皮環境への悪影響につながります。
見た目年齢を大きく左右する髪悩みの問題は、多くが髪の土台である頭皮に起因しています。
頭皮環境を良くしていけるよう、生活習慣から見直して、日々心がけていきましょう。

体の変化に寄り添う頭皮ケア

■毎日行うシャンプーから頭皮に配慮

抜け毛や薄毛などの髪の老化は、複数の要因が複合的に影響している場合が多いですが、誤ったヘアケアが外的要因のひとつになっていることも少なくありません。
中でも毎日のシャンプーは特に気をつける必要があります。洗浄力の強い洗浄成分を配合したシャンプーで、ゴシゴシと力いっぱい洗うのは、NG行為です。
もしお気に入りのシャンプーがあって長年使い続けているなら、一度見直してみても良いかもしれません。年齢を重ねて髪や頭皮の悩みが変わってくるように、自分に合ったシャンプーも変わってきます。頭皮と髪のエイジングに配慮したシャンプー選びを心がけましょう。
なお、どんなシャンプーであっても、すすぎはしっかり行うこと。時間をかけてすすいで、泡やぬめり感は完全に落としましょう。

■頭皮の血流を促そう

女性の髪悩みを引き起こす要因は様々ですが、加齢とともに逃れられない体の変化があるのも確かです。更年期や閉経を迎えるとホルモンバランスが変化し、ヘアサイクルが乱れて抜け毛や薄毛などの症状が引き起こされます。さらに、血行も悪くなるため、髪や頭皮に栄養が行き渡らなくなり、薄毛を助長するという悪循環に。
そこで、ぜひ取り入れたいのが頭皮マッサージです。頭皮の血流を高めるうえに、頭皮の緊張をほぐしてやわらかくすることで、健康な髪の毛が生まれやすくなります。
頭には重要なツボがたくさんあり、爽快感が得られるだけでなく、顔の筋肉も引っ張られてリフトアップにもつながります。
ポイントは指先ではなく、指の腹や手のひらを使い、心地良いと感じる程度に地肌を軽く指圧すること。頭頂部は硬くなりやすいので、念入りに行うと良いでしょう。
効率的に効果を得るためには、ヘアブラシや頭皮用美容機器を使ったマッサージもおすすめです。

頭皮マッサージ
  • 生え際の髪の根元から指を差し込み、頭皮を抱え込むようにして指をずらさずに押さえた部分をもみ、少しずつ後ろへもむ場所を移動させていく。
  • 後頭部側はうなじから髪の根元に指を入れ、下から頭頂部へと1と同じようにもみ、小刻みにジグザグを描くように移動させていく。
  • 頭全体を指の腹を使ってつまむようにマッサージ。

なお、急に抜け毛が増えた、抜け毛の量が驚くほど多い…など、薄毛の悩みが深刻な場合は専門医に相談することも必要ですので、早めの受診をおすすめします。

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