smileLIFE
セラピスト・安井 笑美の心のエステルーム
第10回
五行に合った時間帯で
生活のリズムを整える
2024.1.26


心と細胞のセラピスト 安井 笑美
心と細胞に直接届く色と光のセラピー『カラーパンクチャー』などを施術する女性専用サロン「セッションルーム・LUNA(ルナ)」を東京にて開設。企業から個人まで、幅広い視点でのカウンセリングを行う。日本各地での出張カウンセリングも。カラーパンクチャー国際プラクティショナー/NPFナチュラルパワーフード(重ね煮)協会代表/パワーストーンコーディネーター/マヤ暦リーディング愛好家/子宮インナービューティーセラピー セラピスト など
http://luna104.net/
陰陽五行によって時間に備わるエネルギーを活かす
五行に基づく考え方では、1日は5つの時間帯に分けることができます。
太陽が昇り、温かい時間になると『陰』から『陽』へと移り変わっていきます。
5つの時間帯にはそれぞれのエネルギーがあり、その要素に合った過ごし方をすることで、時間を十二分に活かすことができます。
また、五行タイプ別に見ると、それぞれに合った時間帯を知ることができます。
(※ご自身があてはまる五行タイプについては第2回コラム『五行チェックシート』をご参照ください)


時代の流れによって在宅ワークが増え、外出を数年控えないといけなかった経緯もあり、運動不足で1日のリズムが崩れてしまった方もあるかと思います。
五行を使って生活リズムを取り戻すのも良いでしょう。
『陰陽』のバランスが崩れると体調や思考に現れます。
『気』を整えるには五行の時間帯を意識しましょう。






五行に基づく考え方に沿って規則正しい生活を送ることは、皆さんもご存知の『風水』でも重要視されています。
風水では、方位も五行をベースに考え、それぞれの方位の運気を司ると考えます。
五行を方位で言うと
【木】…東/日が昇る方位(四神獸:青龍)
【火】…南 (四神獸:朱雀)
【土】…土用なので決まった方位はありません
【金】…西/日が沈む方位 (四神戦:白虎)
【水】…北 (四神獸:玄武)
となります。
なお、四神獸とは、中国から日本に伝わった天の東西南北を司る守護神であり、邪気を払いより良い環境を整えるために祀られたものです。
東の青龍(せいりゅう)、南の朱雀(すざく)、西の白虎(びゃっこ)、北の玄武(げんぶ)の四神獣をそれぞれが司る方位に置くことによって、悪霊を祓い様々な福徳を授かるという言い伝えがあるそうです。
京都の平安神宮の境内には、この四神獣が東西南北に配置されています。
また、国技館の大相撲が行われる土俵の吊り屋根の四隅にも、4色の房が四季と天の四神獣を表し、五穀豊穣を祈念していると言われています。
私たちはいろいろな形で『陰陽五行』に囲まれ、無意識に取り入れていることがわかります。
次回は最終回、『五行と香り』について触れてみたいと思います。