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セラピスト・安井 笑美の心のエステルーム

第11回
五行に合った『香り』で
体質や感情にアプローチ

2024.2.22

安井 笑美

心と細胞のセラピスト 安井 笑美 心と細胞に直接届く色と光のセラピー『カラーパンクチャー』などを施術する女性専用サロン「セッションルーム・LUNA(ルナ)」を東京にて開設。企業から個人まで、幅広い視点でのカウンセリングを行う。日本各地での出張カウンセリングも。カラーパンクチャー国際プラクティショナー/NPFナチュラルパワーフード(重ね煮)協会代表/パワーストーンコーディネーター/マヤ暦リーディング愛好家/子宮インナービューティーセラピー セラピスト など
http://luna104.net/

生活の中で毎日感じている『香り』

私たちの生活の中で『香り』がとても重要であることは皆さんもご存知だと思います。
おいしいものを食べていても、匂いがしないと味自体を感じることができません。
花や風の香り、実家の玄関や干したてのお布団の香り…あなたはどんな香りで癒されますか?

私の過去の思い出のシーンの中には『香り』が必ず登場します。
秋口の頃、つるべ落としと言われるようにあっという間に日が暮れてしまい、母が「もう帰りや〜」と私たち姉妹を迎えに来てくれた時の思い出には『野焼き』の香りが。
学期末、芳しくない成績表を見せたくないなぁと思いながら、トボトボと家の前にたどり着いた時にはカレーの具材を炒める香り。
熱が出て、天井の木目を「宇宙人みたい…」と眺めていた時は、なぜかお香の香りがした記憶もあります。
未だ肌寒い春に、窓を全開にして外の空気の香りを吸い込みたいと思ったり、私は記憶の画像と香りをセットで覚えようとする子供でした。

好きな香りと必要な香り

さて、この『香り』ですが、実は体質に必要な香りがあることは、皆さん、あまりご存知ないかと思います。

私は、オーガニックの精油(エッセンシャルオイル/植物の花や枝葉・根茎・果実などから抽出された100%天然の芳香成分)を使い、クライアントさんの感情のサポートや身体のケアなどを行う施術を生業として20年ほどになります。
たくさんのクライアントさんを診ていると、好きな香りより苦手な香りの方が実はその方にとって必要であるということを私の中で感じています。
食べ物でもそうです。
私自身のことではありますが、パセリやよもぎなど、苦みのある食材が苦手です。
でも実際はとっても必要なのです。
先日、そんなに不具合とは自覚がなかったのですが「よもぎを飲まないといけないなぁ」とふと思ったことがありました。
ばっちりなタイミングで目の前で販売されていて、そのうえ「天使のララ」と同じ鳥取県の企業さんだったのでビックリ。
そしてその翌日、身体の調子を診ることができる測定器で計ってもらったところ、よもぎのような〝苦み〟を必要とする、五行でいうところの『木』で表される目の疲れや肝臓の疲れがサイレンを鳴らしていました。
私たちは「何となく」や「ふとそう思った」ようなことが実はとても重要で、その『感じたこと』にそのまま素直に従い行動することが一番自然なのです。
私も五行説を学んでいなかったら自分の不具合をしっかり受け止められず、身体に負担をかけてきたかもしれません。
情報を知ることはとても大事です。

五行で選ぶ『香り』と体質タイプ

ご自身があてはまる五行に基づく体質タイプに合わせ、おすすめの香りをご紹介します。
精油には様々な使い方がありますが、ハンカチやティッシュペーパーに1~2滴垂らして枕元やデスクに置くだけでも十分香りを楽しむことができます。
(※ご自身があてはまる五行タイプについては第2回コラム『五行チェックシート』をご参照ください)

五行別おすすめの香り 木 肝臓と胆のうの働きをサポートする香り 火 心臓と小腸の働きをサポートする香り 土 胃と脾臓の働きをサポートする香り 金 肺と大腸の働きをサポートする香り 水 腎臓と膀胱の働きをサポートする香り ・足腰のだるさ、めまい、のぼせ、ほてり、不眠に ・冷え、むくみ、頻尿または尿の出にくさに

なお、精油はオーガニックのものをおすすめします。
直接皮膚に塗布する場合は、キャリアオイル(ホホバオイルやココナッツオイルなど)で希釈しましょう。
また、妊娠中や小さなお子様、ペットを飼っておられる方などの使用については注意が必要です。
精油の取り扱いは専門店で指導を受けてご使用ください。

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